千葉県市原市に建立した 総本小松石 高級型和型墓石(尺角)・竿(一石)五輪塔<外柵据付編>
総本小松石 高級型和型墓石(尺角)・竿(一石)五輪塔が千葉県市原市に完成いたしました。外柵の据付の様子をお伝えします。
皆さま、こんにちわ(^-^;
ゴールデンウイーク最終日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
本小松石の産地の天気予報は、明日は・・・傘マークです(‘;’)
しかし、今日は快晴!とても気持ちの良い朝でした。
昨日は、東京都内から1組のご家族が工場見学にお越しくださいました。
大切な建墓なので、家族皆が帰省して揃うときに来社したいとのことで、GW中の昨日ご予約を頂いておりました。
弊社の工場見学は、平日はもちろんのこと、お客様のお仕事がお休みの土日祝日にもお越しいただくことができます。
スタッフのご案内の都合上、1日に2組限定(午前中・午後 各1組)とさせていただき予約制となっておりますので、お電話またはメールにてご連絡願います。
本小松石でお墓を建てたいとご希望のお客様でご興味がある方は、ぜひ一度 本小松石の丁場(採石場)、工場見学へお越し頂ければと思います。お待ちしております(^-^;
『どんな所(採石場)』で採掘された石で、『どんな人が(熟練の職人)』、『どのように(加工)』製作しているのかを実際にご覧いただくことで、安心していただけると思います(^-^;
墓石を建立する際に、大切なことはご家族の皆さまが十分に『納得』して『安心』してご依頼いただくことでございます。
そのためには、『厳選した良質な石材』を使用して、大きな地震にも対応できるしっかりとした『基礎工事・据付工事』をしなければなりません。
なぜなら、墓石は一度建てたら簡単にすぐに建て直すことができないからです。
さて本日は、先日に引き続き 千葉県市原市に建立した総本小松石高級型墓石(尺角)及び竿(一石)五輪塔の外柵の据付工事の様子をお伝えいたしますね。
こちらは、基礎工事が完了したところです。
メッシュ(鉄筋)入り ベタ基礎工法による耐震設計で施工いたしました。
弊社で使用する生コンクリートは、含有率210kgです(通常の墓石工事では160~180kgを使用)。含有率が違うと、強度が違います!
階段の据付作業を開始しました。水平をとりながら慎重に作業を進めていきます。
外柵の根石の据付作業を開始しました。角度にくるいがないかを見ながら進めていきます。
階段の張り石工事が完了しました。お参りするスペースが広々と確保されています。
外柵の腰石の据付作業を開始しました。水平器を使用しながら、角度にくるいがないかを確認、微調整しながら慎重に作業を進めます。
外柵のコーピンの据付作業の様子です。全ての接続部分には、耐震金具を施工し『耐震設計』でおつくりしています。
外柵 コーピンの据付作業が完了しました。
カロート(納骨室)の施工が完了しました。
カロートの床面は、『土』であることが何よりも大切です。
墓石は代々受け継がれてゆくものです。将来的に骨壺を納めるスペースが足りなくなった場合には、床面が土であれば、古い仏様を納骨袋に納めて土に還すことができます。
また、カロート(納骨室)の床面をコンクリートなどで固めてしまうことは、墓相学的にも『断絶の相』といわれ、非常に良くないこととされています。
土の埋め戻し作業が完了し、五輪塔の設置箇所に捨て石(耐震のため)を設置しました。
向かって左側の墓誌設置箇所にも捨て石(耐震のため)を、古墓石の上台も設置が完了しました。
墓地のスペースに余裕があるため、家族が手を合せてきた古い墓石の竿石を設置することになりました。
古墓石を遺す場合も、ただ、設置すれば良いということではありません。
正しいお墓のつくり方(墓相学)にのっとり、設計をいたします。
まず、古墓石の上台を台石として使用し、その上に、古い墓石の竿石を設置します。
設置する位置は、新しい石塔に向かって左側とするのが正しい設置の仕方です。
雑草の生育を抑える『防草土』を墓地内に施工しました。
墓地の雑草の悩みは、多くの方が抱えています。
頻繁にお墓に出向き、草とりをできれば良いのですが、実際には年に数回しかお墓参りに行けないという方も多いです。
特に夏場は、とっても とっても次から次へと雑草が生えます。
墓地の全面をコンクリートなどで施工することは、理想的ではありません。
しかし、除草剤を使用することも人体に無害とはいえず、心配される方も多いでしょう。
弊社で使用する『防草地』は、自然の土なので『人体無害』。
『半永久的に雑草の生育を抑える』ことができる優れものであります(^-^;
『墓誌台』の設置及び『塔婆立』の施工が完了しました。
次回のブログでは、引き続き 総本小松石 高級型和型墓石(尺角)・竿(一石)五輪塔の『据付工事』から『完成まで』の様子をお伝えいたします。
お施主様が、本小松石の最高峰『大トロ』の素晴らしい石質、石目(縞模様)に魅了され、外柵にいたる全てに本小松石の大トロを使用しておつくりいたしました。
※本小松石 大トロは現在10ヶ所ある本小松石の丁場(採石場)のうち、たった1か所の丁場(採石場)で採掘される、本小松石であります。
特級品である『青目材』より、さらに『石質が硬く』、艶のり、艶もちが良く、経年劣化しにくい、縞目が強いのが特徴です。
注)他社の青目(縞材)と本小松石『大トロ』の違いの質問をよく受けますが
『採掘される丁場(採石場)』と『石質』が違います。
次回の本小松石ブログもお楽しみ!
ゴールデンウイーク最終日、道路渋滞も多いと思いますが、皆さまくれぐれも安全運転で帰宅してくださいね。
本小松石専門 湯河原石材㈱ 二見