本小松石 洋型墓石の基礎工事・据付工事をレポート
本小松石 洋型墓石 《神奈川県 箱根町》 本小松石 大トロ(超特級品)使用
皆さま、こんにちは(^^)/
本小松石の産地で、本小松石墓石を自社工場で製作しております、湯河原石材㈱の二見でございます。
久々のブログ更新となりました。大変ご無沙汰をして、申し訳ありませんでした。
つい先日までの猛暑が嘘のように、朝晩はすっかり冷え込む今日この頃ですね・・・
洋服の衣替えに続き、お布団も夏仕様から秋使用へと、食卓に並ぶ食材も秋満載(^_-)-日本人に生まれて良かったなぁ~と私がつくづく感じるのが、やはり食欲の秋!でございます!
さて、本日は すでに完成しております本小松石 洋型墓石の施工の様子をお伝えいたします。
まずは、床掘り作業の開始です。
カロート(納骨室)部分を、枠板で囲います。
以前のブログでも度々お伝えしておりますが、カロート(納骨室)部分をコンクリートで固めてしまうことは、『断然の相』と言われ、墓相学上も非常に良くないとされています。
カロート(納骨室)の床面は、土に接していなければなりません。
このように枠板を用いて施工することは、手間になるため、床面すべてをコンクリートで施工してしまう業者様も多いのですが、弊社では、正しいお墓のつくり方でお墓をつくることにこだわりを持ち施工しております。
コンクリートに覆われたカロート(納骨室)内では、仏様も呼吸もできませんね。
そしてカロート(納骨室)の周囲を生コンクリート及び鉄筋により施工いたます。
弊社で使用する生コンクリートは、コンクリート含有率210kgです(通常は180kg)。
完成後には、見えなくなる部分ではありますが、長年にわたり建立し続ける墓石だからこそ、使用する材料一つひとつにもこだわらなければなりません。
カロート(納骨室)部分が完成し、周囲を転圧いたします。
いよいよ据付工事の開始です。
弊社工場で加工製作いたしました、芝台を慎重に設置いたします。
石と石の接地面は、最新技術を駆使した『墓石免震工法』により施工いたします。
墓石は、重たい石を積み上げたもの。
地震の揺れには非常に弱い構造になっています。
㈱安震の『免震ゲル』は、震度7の揺れにも対応できるよう、長年に亘り研究が重ねられ、実験施設により何度も何度も試験を繰り返し、日本、アメリカ、イギリスの三か国で特許を取得している最新の墓石免震工法です。
※弊社は㈱安震の正規代理店であり、弊社職人全員が、しっかりと技術を習得しております。
墓誌、花品類の設置も完了いたしました。
竿石正面には、故人様が 生前こよなく愛した百合の花をしっかりと刻みました。
本小松石 大トロ部分を使用した、本小松石 洋型墓石が完成いたしました。
本小松石の青目材から選び抜かれた大トロ部分は、経年劣化(色変わり)しにくく、特に石質が硬い部分です。
艶(ツヤ)のりが良く、艶(ツヤ)もちが良い、縞(シマ)目が強いのが特徴です。
お施主様にも、大変お喜びいただくことができました。
お盆以降、日本全国のたくさんのお客様より、お問合せを頂きまして、一時 お電話がつながらない状況がしばらく続き、お客様には大変ご迷惑をお掛けしておりました。
弊社では、3回線の電話を用意して、対応させていただいておりますが、お客様からのご相談内容によりましては、長時間の対応をさせていただくこともございます。
お客様の疑問やご心配なことは、一つひとつ 丁寧に伺い、十分に納得いただくということを弊社スタッフ全員がモットーとしておりますので、何卒ご了承いただきたくお願いいたします。
夜間は午後9時まで、お電話がつながります。
またメールは24時間受け付けております。極力、早く返信するよう努めております!
弊社では、完全予約制ではございますが、本小松石のお墓を製作している弊社工場の見学及び、丁場(採石場)見学を無料でお受けしておりますが、最近では休日だけでなく、平日のお申込みも増えてまいりました。
また、東京都内をはじめ、遠方よりお越しいただくお客様も大変多くいらっしゃいます。
先日、埼玉県よりお越しいただきましたお客様も朝5時前にご自宅を出発されて、はるばる弊社工場までお運びくださいました。本当に有難いことでございます。
建墓は、一生に一度の大事業です。
また費用も高額となりますので、お客様自身が一つでも多くの情報を得て、一社でも多くの石材店からお見積りを提案してもらった上で、ご家族でじっくりと相談し、十分に納得したうえでお決めいただくことが大切です。
『安かろう、悪かろう』では困ります。
なぜなら、お墓は一度建てたら、すぐに建て直すものではないからです。
石の材質は?
金額は?
どんな人が、どうやって作ってくれるの?
工事は、技術をちゃんと持った職人さんがしてくれるの?
耐震設計でつくってくれる?
工事に使う、材料(生コンクリートや鉄筋)はどんなものを使って建ててくれるの?
お墓を建てた後は、きちんと保証してくれる?
今まで、この石材店が建てたお墓は、どんなお墓?
施工実績は、たくさんあるの?(うたっている施工数と施工実績写真に違いはない?)
長年、建立し続けるお墓を『安い価格』で建てることができても
大きな地震がきたら、傾いたしまった、倒れてしまった!
10年しないうちに、劣化(色変わり)してきた!
保証をしてくれない!
では、困ります。
私たち、石材店ができることは、お客様がいつまでも末永く安心して供養できる、『良質な材質の石』を使用してしっかりとした『技術』で墓石をおつくりすること、そしてきちんと『保証』することであります。
本小松石の専門店である弊社にできることは、『良質な本小松石だけを使用』して、『熟練した職人』が心を込めてお客様お一人おひとりのためにお客様のご要望通りの本小松石墓石を『完全オーダーメイド』でおつくりする。
おつくりした『本小松石のお墓』を、良心的な価格で、お客様にお届けできるよう、中間コストの大幅な削減に努めることでございます。
弊社では、『国産の石でお墓を建てたい』『本小松石のお墓を建てたい』と願う、日本全国のお客様へ、熟練の職人が心を込めておつくりした『良質な本小松石墓石』をお届けできますよう、スタッフ一同 一丸となり日々精進しております。
次回のブログでは、弊社ホームページをご覧いただき、本小松石墓石の製作をご依頼いただきました千葉県市川市に建立した本小松石和型墓石の施工の様子をお伝えいたします。
昨日より、弊社施工部隊は、同じく弊社ホームページよりご依頼いただきました青森県弘前市の本小松石墓石の工事に向かっております。
また、弊社工場では、同じくホームページよりお問合せいただきましたお客様の1尺3寸角墓石の加工作業を進めております。
追って、ブログにて加工作業の様子、基礎工事、据付工事の様子をご紹介させていただきます。
今日も一日、お元気でお過ごしくださいませ(^^♪
本小松石専門 湯河原石材㈱ 二見
なぜ、『本小松石のお墓』が『産地価格』で建てられるのか?
その理由がこの『動画』に! ▶
本小松石のお墓 『代表的な形』 はこちらへ ▶
本小松石のお墓 『地震対策』はこちらへ ▶
本小松石のお墓 『 質問ひろば 』 はこちらへ▶
《 都立 霊園別施工例 》
弊社は、北は青森県の『弘前霊園』、南は福岡県北九州市の『関門霊園』に至るまで、日本全国の15ヶ所の霊園 に『本小松石のお墓』を建立しております。
『都立霊園』以外の施工事例は、『霊園別施工事例』のページを覧くださいませ。