『都立青山霊園』建立の『本小松石 墓石』の基礎工事・据付工事の様子№1
皆さま、こんにちは(^-^;
本小松石の産地で、本小松石墓石を自社工場で製作しております湯河原石材㈱の二見でございます。
今日8月16日は、旧盆の送り日でしたね。
我が家でも、夕方に焙烙(ほうろく)におがらをのせて燃やし、一年後にまたキュウリのお馬さんに乗って帰ってくるのが待ち遠しいという思いで送り火を炊きました。
毎年、迎え日は 待ち遠しく、送り火を炊くときには、何ともさみしく 名残惜しい気持ちでいっぱいになります。
ご先祖様への感謝の想いを胸に、家族皆で手を合わせて見送りました。
今日は、肌寒いくらいのお天気でした(‘_’)
東京では、なんと 16日間連続で雨が降り続いています!
8月に、16日間連続で雨が降り続くのは、1977年以来で 40年ぶりだそうです。
農作物の生育にも影響が出ているようですから、野菜の価格も上昇しそうです。
さて、本日は、東京都立『青山霊園』に完成いたしました、真鶴原産の本小松石墓石の基礎工事・据付工事の様子をお伝えいたします。
本日は、第1回として、基礎工事開始から、外柵(腰石)の据付工事までを お伝えいたします。
※解体撤去工事の様子は省略させていただきます。
墓石(石塔)、墓誌、外柵の総てに本小松石の青目材の中からさらに選び抜かれた、『本小松石 大トロ』部分を使用した『総本小松石 墓石』でございます。
『本小松石 大トロ』部分は、本小松石の青目材と比べても
『石質が硬い』
『経年劣化(色変わり)しにくい』
『艶(ツヤ)のり、艶(ツヤ)もちが良い』
『縞(シマ)目が強い』
のが大きな特徴であり、お施主様には 末永くご安心いただけることで
『本小松石で、お墓を作りたいけど、経年劣化(色変わり)が心配』
というお客様が、『本小松石 大トロ』で建立されています。
この度、東京都立『青山霊園』に『本小松石 墓石』を建立されたお施主様は、
弊社ホームページをご覧いただき、御夫婦で弊社工場までお運びいただき ご依頼いただきました。
また、現地での基礎工事・据付工事の際も、猛暑の中、お立合いくださり いろいろとお気遣いくださいました。
とってもお優しく、素敵な御夫婦です(^^)
お施主様御夫婦とのご縁に心から感謝申し上げます。
既に建立されていた墓石の、解体撤去工事が完了し、墓地の周囲を枠板で囲いました。
いよいよ基礎工事の開始です。
カロート(納骨室)は、土に接していることが大切なので、カロート(納骨室)部分を枠板で囲います。
お施主様のご希望で『張り石』を施工するため、スリープ(水抜き)は設置せずに、転圧により地面を押し固めていきます。
生コンクリートを打設する前に『高さ出し』のための準備をいたします。
いよいよ『生コンクリート』の打設を開始いたしました。
弊社で使用する生コンクリートは、含有率210kgです。(通常は160kgを使用)
強度にとても大きな差が出ます。
基礎部分は、お墓全体を支える一番 重要な部分です。代々、長年にわたり建ち続ける墓石を、大きな地震から守るためには万全の地震対策が必要であります。
弊社では、創業以来、使用するコンクリートの含有率にも着目し、妥協せずにこだわり続けてきたことの一つであります。
こちらの墓地は、傾斜があるため、最初に生コンクリートを打設し、その上にメッシュ(鉄筋)を施工し、さらに生コンクリートを打設いたします。
メッシュ(鉄筋)を施工した後に、ホッパーを使用し、生コンクリートを打設して、基礎部分に厚みを出します。
基礎工事が完了いたしました。
外柵(墓地の周囲を囲う石)の腰石の施工をしております。
設置角度等に狂いがないかを慎重に確認をしながら調整を行います。
続いて、左右の腰石の施工を慎重に行っていきます。
腰石(外柵の下の部分の石)にアンカーボルトを打ち込み、耐震金具をしっかりと取り付けます。
基礎工事は、ベタ基礎工法による耐震設計でおつくりし、さらに外柵の土台となる部分にも耐震金具でしっかりと地震対策を施します。
次回の『本小松石ブログ』にて、カロート(納骨室)の施工、張り石、墓石(石塔)の据付作業、完成までの様子をお伝えいたします。
安定しない陽気が続いております。
体調を崩されることのないよう、皆さま くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
湯河原石材㈱ 二見
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0120-941-940(通話無料)
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《 都立 霊園別施工例 》
弊社は、北は青森県の『弘前霊園』、南は福岡県北九州市の『関門霊園』に至るまで、日本全国の15ヶ所の霊園 に『本小松石のお墓』を建立しております。
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