ご先祖様に感謝する日 お彼岸特集第10回
みなさま、おはようございます( ^)o(^ )
お彼岸特集もいよいよ本日が最終回となりました。
長塚節の有名な小説『土』には
茨城の天童念仏について『旧暦の二月の半ばになると・・・
念仏の集まりがあるのである。彼らはそれが日輪に対する
報恩を意味しているのでお天念仏というている・・・。なまって
「おで念仏」と呼ばれた』と書いています。
太陽は、農業に欠かせないばかりかアミダ様の信仰として
とても大切な存在だったのですね(^o^)
『国民の祝日に関する法律』には、春分の日を「自然を
たたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日には「先祖をうやまい、
亡くなった人をしのぶ日」とあります。
自然や季節感を忘れがちな現代の人にとって、『お彼岸』は
太陽(お天道様)やご先祖様を思い起こす、大変よい機会かも
しれませんね。
一家そろってお墓参りをしながら、自然のめぐみとご先祖様
のお蔭で今の自分と家族があることを心から感謝する日が
日本のお彼岸ではないでしょうか・・・