『ご先祖様の送り迎え』 お彼岸特集第8回
今日は春分の日ですね・・・
お彼岸の中日です。
本日は、ご先祖様の送り迎えについて
お伝えしたいと思います。
お彼岸にはお盆とよく似た習慣がありますね。
たとえば、新潟県の魚沼では「入り」の前日の夕方に
子供たちが河原にヂサバサ(爺さ婆さ)という二組のワラの
塔を燃やして「ヂサバサも、この明かりについて、きなれ、きなれ」
と呼びながらご先祖様をお迎えし、明けには「この明かりについて
いぎなれ、いぎなれ」とお送りするそうです。
また各地には、お彼岸(特に中日)に、故人の霊が集まるという
『霊山』や『霊場』へおまいりする習慣もあります。
伊豆の日金山、奈良の二上山、香川の弥谷、高知の虚空蔵山、九州の嶽参り
阿蘇山麓の彼岸籠もりなどです。
大阪の四天王寺や一心寺などの霊場寺院へも
おまいりします。
そのほか、アミダ様・観音様・お地蔵様の霊場を
めぐるところこもあるそうですよ(^o^)
ご先祖様を敬い、感謝の気持ちで
ご先祖様を お迎えする・・・
そしてご先祖様を お送りする・・・
亡くなられた方々を思い起こし、偲ぶ日・・・
それがお彼岸なのですね(*^。^*)