六波羅蜜(ろくはらみつ)とは・・・ お彼岸特集第6回
先日に引き続き、本日はお彼岸特集第6回として
『六波羅蜜』とは・・・と題してお伝えしたいと思います(゜o゜)
私たちには馴染みがありませんが
『六波羅蜜(六度ともいう)』は
菩薩が修行する六つの大切な実践徳目であります。
それを簡単に紹介しますね(^_^)/
1. 布施(ふせ)=財物・おしえ・安心を与えること
2. 持戒(じかい)=戒律を守ること
3. 忍辱(にんにく)=苦難を耐え忍ぶこと
4. 精進(しょうじん)=仏道を実践し、はげむこと
5. 禅定(ぜんじょう)=心や精神を統一すること
6. 知恵(ちえ)=真理をみきわめ、悟りを完成させる知恵
中でも重要なのは『知恵』です。
お経にありました『般若』とはこの『知恵』のことです。
私たちの生活にあてはめると
『人に親切で、人としての生き方を守り、自分のやるべきことを努め
つらさに堪え、しかも感情的にならず、いつも物事の本質をみきわめる』
ということでしょうか・・・
私には宮沢賢治の『雨ニモマケズ』という詩が、この『六波羅蜜』の
内容をとてもあらわしているように思われます。
心に留めて日々生活したいものですね(ー_ー)!!
次回は『お彼岸のお団子』についてお伝えいたします。
季節柄、お身体を大切にお過ごしくださいませ(*^。^*)