建立例:3066 総本小松石 洋型墓石(神奈川県 厚木市)
神奈川県 厚木市に総本小松石 洋型墓石が完成しました。
石塔・墓誌・外柵の総てに本小松石の大トロ(超特級品)を使用した、特大サイズ(一般的な洋型墓石の2倍の大きさ)の総本小松石 洋型墓石です。
石塔の周囲、参道にも本小松石の大トロ(超特級品)を敷き詰め(張り石)、墓地の両サイドには那智石を敷き詰めて(洗い出し)施工いたしました。さらに、高級感あふれる仕上がりとなりました。
※撮影当日の早朝に雨が降っていたため、敷石部分や墓地の両脇の洗い出し施工の一部に、乾いていない部分がありシミのように見える箇所がございます。)
石塔正面に彫刻された文字『心洗』は、お寺様の住職の直筆です。忠実に再現するために拓本をとり、熟練した職人が神経を研ぎ澄ませ心を込めて彫刻し、見事に再現いたしました。
お施主様が禅宗(曹洞宗)なので、石塔の上部には、お釈迦様を意味する円相を刻み、純金箔を施しました。
これだけ大きな洋型墓石をおつくりするための、本小松石(超特級品・大トロ)の原石は、なかなか採掘されません。大変 希少価値が高く、原石を調達するまでに5か月を要しました。
こちらは、背面から見たところです。笠付き木瓜型の塔婆立にも、本小松石 大トロ部分(超特級品)をふんだんに使用しています。
こちらは、花品類です。花立てには、浮き彫りという技法により家紋を彫刻いたしました。特大サイズの洋型墓石に合わせて、花立・水鉢・香炉(経机型)も特大サイズでおつくりしてあります。
側面、後方から見たところです。石塔・墓誌・外柵の総てに本小松石(超特級品・大トロ)を使用した大変 高級感あふれる重厚な仕上がりとなりました。
『心洗』、心を清めるということを意味しています。
お施主様が大切にされているお言葉でございます。
石塔(墓石)の上台に、切出し亀腹加工を施すことで さらに立体的で上品な雰囲気がかもし出されています。
基礎工事はベタ基礎工法による強度な耐震設計、石塔(墓石)は最新技術を駆使した免震工法(震度7に対応)を採用し、大地震にも耐えられるようWの地震対策で施工することで、お施主様、そして大切なご先祖様にも安心していただける大変 丈夫な設計でおつくりしています。