【茨城県】総本小松石大トロ 洋型墓石建立
皆さま、こんにちは(^^)
本小松石の産地で「本小松石」を専門に原石調達から、加工、製作をしております、湯河原石材(株)の二見でございます。
寒さが和らいできた一方で、世間ではコロナウイルスの話題が尽きない時世ではありますが,皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
弊社では、職人同士の三密を避ける為、単独勤務や在宅勤務をしながらご契約のお客様や提携石材店様への「本小松石墓石」の製作を続けております。
また、本小松石でお墓の建立を検討されているお客様へは、お電話やメールでもご相談にのらせて頂いておりますのでお気軽にご相談下さいませ。
さて、本日は茨城県でご縁がありましたお客様の本小松石(大トロ)墓石についてご紹介をさせて頂きます。
【総本小松石 大トロ 洋型外柵親柱付き墓石】
外柵の左右正面には「親柱」と呼ばれる門柱を設置しています。
最近では柱を設置しないデザインの外柵もよく見られますが、ご先祖様の終の棲家であるお墓に門構えを用意して差し上げるといった意味から現在でも親柱つきのデザインを選ばれる方はとても多いです。
竿石、香炉、墓誌の頭は柔らかい印象を出すためにアーチ状に加工し
全体的にシンプルで無駄のない形のデザインとなりました。
石塔(お墓の本体)をはじめ、総てに本小松石の中でも極上の大トロをふんだんに使用しました。
大トロは青目材の中でも「ツヤがよい」「変色がしづらい」「流れる美しい縞」が特徴です。
大トロは採掘量が少なく、色、模様合わせが大変難しいと言われています。しかし弊社では、本小松石一筋の弊社社長が採石場にて直接原石の選定を行うので、安定して良質な大トロを確保することができています。
~当社の標準施工のご紹介~
外柵の四角にはL字金具をアンカーボルトで設置します。こうすることで地震などの揺れに対して強く安定した土台になります。
お墓は、地震の揺れにはとても弱い構造です。
弊社では、地震によって動きやすい墓石本体の部分に免振ゲルを装着します。
震度7の地震にも耐えられる最新技術を駆使した免振ゲルです。強力な接着力を持つセラミックボンドと、免振震性のある柔らかさを持つ耐震ゲルを組み合わせることで、硬さと柔らかさを兼ね備えた地震に強い墓石が実現します。
芝台と上台の設置(1段目と2段目)
上台と竿石の設置(2段目と3段目)
弊社では日々、お墓にとって良い施工を模索し、最新の技術を取り入れ、
常に「自分の家族のお墓を作る。」という気持ちで日々作業をしています。
お墓は住宅とは違い、建築基準法のような法的な基準がありません。
従って、安価で作ろうと思えばいくらでも簡単に作ることもできます。
しかし「建墓は一生に一度の大事業」です。代々受け継がれていく大切なものです。
だからこそ、土台である基礎工事は「耐震設計」で、墓石は「最新の免震工法」を採り入れることで、お施主様にいつまでも安心いただける墓石をおつくりすることに
私どもはこだわります。
私どもは、お墓の専門家です。そして、日本の銘石「本小松石」の専門家であります。お墓のこと、本小松石のご相談はお気軽にお問合せくださいませ。
新型コロナウイルスの感染が心配される昨今ではありますが、皆様 くれぐれもご自愛くださいませ。
湯河原石材㈱ 二見