真鶴 原産 総本小松石墓石(東京都) 外柵施工
皆さま、おはようございます。真鶴原産の 本小松石の産地で、本小松石墓石を自社工場でおつくりしております湯河原石材㈱の二見でございます。
お彼岸の入りを間近に迎え、ご先祖様のお墓参りの準備をされている方も多いことと思います。春分・秋分の中日を前後に7日間は『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』としてお彼岸の期間とされています。仏壇や仏具を清め、普段忙しくてなかなかお墓に行けないという方も、お墓を磨いたり念入りに清掃をして、故人やご先祖様を改めて感じられる大切な時間にしたいですね。
さて、本日は弊社ホームページよりお問合せいただき、ご依頼いただきました東京都内のお客様の本小松石墓石工事の様子を引き続きお届けいたします。前回のブログでは、階段の施工、参道の張り石、腰石、仕切り石の施工が完成したところまでお伝えいたしました。
外柵の2段目の石(コーピン)の据付を開始しました。外柵の総てに、真鶴 原産の本小松石、青目材の特級品の中でも、さらに選び抜かれた大トロ部分を使用しています。流れるような縞(シマ)目が本当に美しいです。
納骨室(カロート)の施工をしています。以前のブログでもお伝えしましたが、納骨室(カロート)の床面部分は土に接していなければなりません。墓相学的にも『断絶の相』といわれコンクリートなどを敷き詰めることは大変良くないとされています。仏様もコンクリートの上では呼吸もできないですね。見えなくなってしまう部分ではありますが、正しいお墓の作り方をすることは永遠に眠る仏様にとってはとても大切なことだと思います。
納骨室(カロート)の施工が完了しました。納骨室(カロート)にも真鶴 原産の本小松石を使用しています。特級品 青目材の中でもさらに選び抜かれた大トロ部分だけを使用しています。
土の埋め戻しが完了しました。
埋め戻した土の上に防草土を敷き詰めています。お墓を建てた時に、建てた後の手入れや管理のことも考えて施工することも大切です。大切なご先祖様が眠る墓地に、雑草が生えないようにと、コンクリートで敷き詰めてしまう方もいますが、弊社ではおすすめしておりません。こちらの防草土は自然の土で人体には全く無害です。半永久的に雑草の生育を抑えられるため仏様にはもちろんのこと、お墓参りをされるお施主様、お子様にも安心していただけます。特に夏場の草取りは本当に大変です。きれいにしても、またすぐに生えてきてしまいますね。お墓を建てた時に施工されておくと、本当にラクですし、いつも雑草が生えないきれいな状態保ってられるので、日頃お忙しく、お墓のお手入れに時間をとれないお施主様にはおすすめです。
防草土の施工が完了しました。均等に水をまき、土の表面を固めます。
外柵の3段目(羽目石)の据え付けを開始します。
外柵(羽目石)に擬宝珠(ギボシ)を据付けます。
外柵の工事が完了しました。次回は、いよいよ真鶴 原産の本小松石(超特級品 大トロ使用)を使用した『上下スジ蓮華付き 尺角 和型墓石』及び『上下スジ蓮華付き 宝篋印塔』の完成までをお伝えいたします。墓石(石塔)はもちろんのこと、外柵、カロートの総てに真鶴 原産の本小松石をふんだんに使用した総本小松石墓石です。
吹く風もすっかり秋めいてきた今日この頃です。朝晩はずいぶん涼しくなってきましたね。体調を崩しやすい時季です。お身体を大切にお過ごしくださいませ。
湯河原石材㈱ 二見