本小松石墓石の強い味方！より長く・・・美しく・・・が実現(^^)/

Posted on 2016年8月7日 by

皆さま、こんにちは(^^)/

本小松石の産地から、本小松石墓石の最新情報をお届けしております、湯河原石材㈱の二見でございます。

突然・・・このような写真をご覧になり、驚かれた方も多いかと思います。こちらの墓石は本小松石を使用して建てられた墓石でございます。白くなったこの縦の模様（スジ）？いったい何だと思われますか？本小松石の劣化？と思われる方も多いと思いますが、この縦の白い模様はコーティング剤の影響（名残り）でこのような状態になってしまっています。

墓石の劣化を防ぐ目的で使用されるコーティング材ですが、このような状態になるのであれば、何も塗らずに自然のままの風化を楽しむ方が良かったのではないかと思ってしまうのは私だけでしょうか・・・

石屋さんがどんなコーティング剤を使用するのか？気にされたことがありますか？墓石を建てる際に、どんな石でお墓を建てようかな？墓石の形は和型か洋型か？外柵にはどんな石を使おうか？予算の範囲で納まるのかしら？お墓の地震対策は大丈夫？などなど心配はつきものです。どれも大切なことであります。

通常は墓石を建立するということは生涯で一度だけだと思います。例えばご長男の場合は、先祖代々のお墓が既にあるため墓石を建立することもないでしょう。墓石を建立する際は、ご家族で相談をしてお決めにならなければならないことがたくさんあります。ご家族、またご心配いただいているご親族の皆様が「納得」してお決めいただくことが一番良いと思います。

そして、建立した後のこともとても大切なのです。建立してからは、長い期間お墓を守っていかなければなりません。前置きが大変長くなってしまったのですが、コーティング剤について少しお話しできればと思います。コーティング剤を使用するかどうかは、お施主様のお考えを尊重させていただいております。

私の個人的な意見としましては使用した方が良いと考えています。ただ、上の写真のような状態になるコーティング剤を使用することは絶対にしません。これからお墓を建てようとお考えの方は、依頼しようとしている石材店が既に建立されたお墓を「雨の日」に見学されると良いと思います。例えば下の写真をご覧ください。

こちらも本小松石を使用してお建てになられた本小松石の墓誌です。建立してまだ１年も経っていないのです。雨降りの日の状態です。本当に驚いてしまいますね。こちらはコーティング剤の材質はもとより塗り方が大変、雑です。通常は考えられないことです。白い部分がコーティング剤を湿布したところです。黒っぽいところはコーティング剤が塗れていないところです。ちなみに、晴れた日には全くわかりません。建立時にこのような雑な工事をしてしまうことで、経年すると乾いた状態でも最初の写真のような状態になってしまいます。

大切なご親族が眠るお墓をいろいろな想いを持たれて建立されたことと思います。本当に残念としか言いようがありません。何も塗らずに自然の風化を楽しむ方が良かったと思います。

どんな石でも時間の経過とともに必ず劣化します。１０年後、２０年後・・・この先、長年に亘り建立し続ける墓石は、建てたばかりの新品のままの艶（ツヤ）や色のままであることは残念ながらありません。いかに劣化を遅らせるか、建てたときの状態を保つかということが大切であると考えています。しかし弊社のコーティングは今までの常識を覆すほどの最新技術を駆使した優れもの中の優れものと言っても過言ではありません。下の写真をご覧ください。　　　　

こちらは側面に水をかけたところです。説明がいらないくらい一目瞭然ですね。この抜群の撥水性。長年の研究に研究を重ねて開発された最新技術を駆使したコーティング剤です。

こちらも、側面に水をかけたところです。コーティング剤をしない場合はこのようになります。

真上からお水をかけた場合はご覧のとおり(^^)/いかがですか？

高い撥水性と防汚効果は抜群です。雨や水滴は通さないため通気性を保ちながら高い撥水効果を発揮します。塵埃や苔などの汚れの付着を防止します。

本小松石の風合いはそのままに・・・より長く、美しくということが実現できるようになりました。弊社で使用する本小松石墓石の青目材（特級品）の中でもさらに厳選した「大トロ」は経年劣化しずらいという大きな特徴があります。そして最新のコーティング剤を使用することでさらに経年劣化を遅らせることができるいうことです。また、弊社は熟練した職人が加工技術はもとより、コーティング技術においても大変、高度な技術を持ち合わせておりますのでご安心くださいませ(＾◇＾)　　