本小松石洋型墓石 神戸市 鵯越墓園に建立いたしました
皆さま、こんにちは。本小松石の産地で 本小松石墓石を製作しております湯河原石材㈱の二見でございます。
弊社ホームページをご覧いただき、2年前に ご依頼をいただいておりましたお客様の本小松石洋型墓石が兵庫県神戸市の鵯越墓園に完成いたしました。
鵯越墓園は、神戸の街並みや紀淡海峡を一望できる高台に位置しています。ご覧ください、本当に素晴らしい眺めですね。
弊社のお墓職人が一つひとつ心を込めておつくりした本小松石墓石をトラックに積み込み、工場を出発したのは、朝の4時半でございます。
途中、熱海市の高台から相模湾を見下ろすと太陽が顔を出す直前でした。
そして、しばらく移動して こんなに素晴らしい光景をカメラにおさめることができました!幻想的な光景に自然の雄大さを感じずにはいられません!
8時間かけて、ようやく神戸市の鵯越墓園に到着いたしました。鵯越墓園は総面積
200ha以上もある日本でも有数の大規模霊園でございます。墓園内は 大変きれいに整備されており、園内をバスが運行しております。
こちらは一般墓地でございます。
そして、こちらは、芝生墓地です。芝生もきれいに手入れがされています。
自然に囲まれた墓園内は 新緑があふれ、このように休憩所も完備されています。
建立をご依頼いただいた墓地は芝生墓地でございます。納骨室(カロート)は このようにすでに完成しております。
納骨室(カロート)内に『赤土』を施工しました。
赤土は、湿気がこもりやすい納骨室(カロート)を清潔に保ち、防湿・防カビ・防コケ効果を発揮します。
また、古来より『墓地に災厄を寄せ付けず 故人をお守りする』と言わています。
『残された家族が平穏に暮らせるように』との思いが込められ、墓相上も非常に良いとされているのが赤土です。
カロート枠の水平をとるために、モルタルを施工し 高さ出しを始めます。
引き続き、高さ出しの作業を行いながら、三股を使用して芝台の設置を行っています。
芝台と拝石の設置が完了いたしました。拝石の設置後、微妙な角度の狂いがないかを確認し、調整作業をしております。
お施主様のご希望により、花立、香炉は設置しないで 拝石をこのようなスタイリッシュな形に加工しておつくりいたしました。
竿石の設置を開始しました。芝生墓地の場合は、墓誌を設置できないので このように竿石の背面に仏様の戒名を彫刻いたしました。
設置する位置を確認しながら、慎重に作業を進めます。
竿石の側面には、建立年月日とお施主様のお名前を刻みました。
『縁ありてともに眠る』
石塔の正面には、お施主様の想いをしっかりと刻みました。
本小松石の最高峰、大トロ部分を使用した本小松石洋型墓石が完成しました。
縞(シマ)目が強く、艶(ツヤ)のりの良のががお分かりいただけますでしょうか。
本小松石は他の石種と比べ、色合わせが難しい石です。
さらに縞(シマ)目が強く、希少価値が高い大トロ部分は、 この色合わせが非常に難しい部位となりますが、上質な石質で大変、素晴らしい本小松石洋型墓石をおつくりすることができました。
本小松石大トロ部分は、艶(ツヤ)もちも良く、経年劣化(色変わり)がしづらいため、10年、20年・・・と年月が経過することで、この大トロが、いかに経年劣化が少なく、上質な石質であるかを実感していただけることと思います。
最後に、越墓園内を少し ご案内させていただきます。
4年の歳月をかけて建立された、座像12m以上ある大仏様が鵯越墓園に眠る多くのご先祖様を見守るように鎮座されています。
鵯越大仏展望台からは、神戸の街並みや、神戸港、ポートタワーも見渡すことができます。
阪神大震災後に冥福を祈り建立された『やすらぎ地蔵』です。
お客様からもお喜びのお言葉を頂戴することができてほっとしております。
遠方より、弊社へ本小松石墓石をご依頼ただきましたことに心より感謝申し上げます。
日本の石でお墓をお建てになりたい、本小松石のお墓をお建てになりたいというご希望がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
良質な本小松石だけを使用し、熟練の職人が一つひとつ心を込めておつくりいたします。
本小松石墓石 建立例はこちらへ
➡https://yugawarasekizai.com/category/sekou_001/
霊園別の建立例はこちらへ
➡https://yugawarasekizai.com/sekou_reien/
朝晩の寒暖の差が激しいようでございます。くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
湯河原石材㈱ 二見