『都立青山霊園』建立の『本小松石 墓石』の加工作業の様子 №1
皆さま、こんにちは(‘_’)
本小松石の産地の自社工場で、本小松石墓石を自社加工でおつくりしております 湯河原石材㈱の二見でございます。
今日から、いよいよ8月に入りましたね(^-^;
本日の本小松石お墓ブログは、弊社ホームページよりお問合せいただきました『都立青山霊園』に建立する、本小松石墓石の加工作業の様子をお伝えいたします。
本小松石の丁場(採石場)から搬入した、本小松石の原石の切削作業が完了し、中台(下から2番目の石)の水垂れ加工のために、ノミ切り加工をしています。
『水垂れ加工』とは、中台(下から2番目の石)の周囲に、なだらかな傾斜をつける加工のことです。
降雨時には、雨水と一緒に墓石についた汚れも流れるため、長期的に見ても墓石に汚れが残りにくいという利点があります。
また、傾斜をつけることで 高級感ある仕上がりとなります。
このように、まずはノミ切り加工をして傾斜部分のだいたいの形に落としていきます。
とても、根気のいる作業です。
そして、傾斜をつけた部分を、このように手動研磨機により、磨き上げていきます。
こちらは、本小松石墓石の中台(下から2番目の石)の側面を自動研磨機により、磨き上げているところです。
こちらは 本小松石製の『水鉢』の加工の様子です。
お水を溜める部分の穴あけ加工をしています。
続いて、電動ポリッシャーを使用して、手磨き加工をしているところです。
墓石(石塔)は、上から『竿石』『上台』『中台』『芝台』の部位を組み合わせたつくりになっています。
そして、墓石(竿石)の手前部分に、『花立『水鉢』『香炉』、その下に『拝石』を敷きます。
山から掘り出された本小松石の原石が、熟練の職人の技により、それぞれの形に加工され、磨きあげられていきます。
次回のブログでは、本小松石墓石の竿石(墓石の一番上の石)の加工の様子をお伝えいたします。
8月2日、3日の両日、 『やっさ、もっさ』の掛け声とともに、ちびっこ連や神輿が町を踊り歩く湯河原温泉地最大のイベント『やっさ祭り』が開催されます。
源頼朝の源氏復興の一大原動力となった、土肥郷(湯河原)の領主“土肥次郎實平”が領民の人身安定のために始めた「實平踊り」が、『やっさ祭り』の起源であるといわれております。
鎌倉幕府成立後、その手腕を高くかわれた實平は、瀬戸内海の治安確保のため、安芸国(広島県)に派遣され、かの地でもまた数々の事績を残しました。彼の没後、領民がその遺徳を偲んで生まれたのが現在の「三原やっさ」です。
湯河原の「實平踊り」は久しく途絶えていましたが、町民の間で高まる實平敬慕の情からこの「三原やっさ」を取り入れ、「湯河原やっさ」として復活したそうです。
そして、8月3日の夜は 、海上花火大会が催され、6000発の見事な大輪が夏の夜空を彩ります。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております(^-^;
今日も、一日 皆様にとって、幸多き一日となりますように(^^)/
湯河原石材㈱ 二見
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《 都立 霊園別施工例 》
弊社は、北は青森県の『弘前霊園』、南は福岡県北九州市の『関門霊園』に至るまで、日本全国の15ヶ所の霊園 に『本小松石のお墓』を建立しております。
『都立霊園』以外の施工事例は、『霊園別施工事例』のページを覧くださいませ。